8/11にテアトル新宿で行われた舞台挨拶つき先行上映に行ってきました。9/12から全国公開です。
私たちのハァハァ(2015)
私たちのハァハァ(2015)
監督:松居大悟
出演:井上苑子、大関れいか、真山朔、三浦透子
あらすじ
福岡県北九州市の片田舎に住むチエ(真山朔)、さっつん(大関れいか)、文子(三浦透子)、一ノ瀬(井上苑子)の女子高生4人組は、若手ロックバンド“クリープハイプ”の大ファンだ。彼女たちは、福岡のライブを見に行って出待ちした時に、『東京のライブにもぜひ』と言われた言葉を真に受けて、東京に行くことを決意する。高校3年生最後の夏休み、クリープハイプに報告するために自分たちでカメラを回しながら自転車を漕いだ。だが、初期衝動だけで出発した彼女たちの自転車は早々にパンクして、お尻が痛くなり、お金もなくなってしまい、仲の良かった4人に亀裂が走り……東京のライブの日が刻々と近づいていく。福岡、山口、広島、岡山、神戸から東京へ ―1000キロを駆け抜ける、女子高生の自転車旅行。この夏が終わったら、受験が始まって、きっとみんなバラバラになる―。どうしようもなく好きなものがある全ての人に捧げる、青春ロードムービー!(公式サイトより)
感想
最近更新頻度が減ってしまってすみません。。。正直どのくらいの方が見てくださっているのか分からないのですが、自分なりにアウトプットしていくのは好きだし続けていきたいので、たまーにでも寄って下さると嬉しいです!ライブとかもちょくちょく行っているのでまとめて書けたらいいかなと思ってます。
今回の映画、『私たちのハァハァ』は前回に続いて邦画ですね。邦画は最近あんまり観ていなかったのですが、この映画はなんとなく自分の好みに合いそうだなと思ったのと、主演の一人の井上苑子(歌手として活動している)の「大切な君へ」という曲がビビっときて結構気になっていたので、どうせならということで舞台挨拶つきの先行上映で観てきました。
で、感想なんですけど、うーん。。。お話としてはかなり自分好みではあったんですよ。あの時代特有の無鉄砲に突っ走っちゃう感じとか、それがちょっとイタく見えちゃうのとか。舞台挨拶の時もそんな感じのことを言っているキャストの方がいたので、おそらく実際そこを狙って作っていたんだと思います。
ただ、結構雑な部分とかも見え隠れしていたし、彼女たちの普段の生活での閉塞感というか、「どうしても東京に行くしかない!」っていう切羽詰った感じとか、「どうしてもクリープハイプに会いたい!」ていう感情が全然伝わってこなかったんですよね。そこ一番重要だと思うのですけど。
クリープハイプのことを盲目的に好き過ぎてちょっとオカしくなっちゃってる文子が、道中で他の3人と口喧嘩するシーンがあるんですけど、それもなんというか唐突過ぎるっていうか、確かにそこまでのシーンで好きだってことは分かるんですけど、彼女のキャラが薄いからかあんまり印象に残らない。あと、結局最後まで文子は特に何も変わってないし。
ただ、喧嘩のシーン自体はリアルで良かったです。さっつんの、軽くふざけた感じで間に入って止めようとするけど、自分に意味なく矛先を向けられてキレるトコとか凄いリアル。大関れいか上手い!!!
田舎のJKのわちゃわちゃしてて、でも結構やさぐれてて、みたいな雰囲気はかなり現実的で良かったです。生々しい事も言うし、タバコも吸ったりしてて、「ああ、実際JKのほとんどってこんな感じなんだろな・・・」って思って観てました。
あと、会話が面白い!JKならではの感じの面白さ。ほとんど大関れいかのキャラの面白さなんですけどね。本人がもともと面白い人なんだと思います。
井上苑子も、どこか冷めてる感じが出ていて良かったです。舞台挨拶だと「The 陽!!!」みたいな方だったのでギャップに驚きでした。
そういう意味でも、この二人のキャスティングは最高でした。二人ともインターネット経由で有名になった方なので、そういう意味でもSNS世代のリアルが伝わってきました。
あともう一つ、途中ヒッチハイクして車で乗せていってくれる人達が三組くらいいて、その内の一人が池松荘亮なんですけど、他の二組が無名の役者なので変に浮いちゃってるような。三組とも同じくらいの立ち位置で出てくるので。そこが変に気になっちゃいました。
今回の映画、『私たちのハァハァ』は前回に続いて邦画ですね。邦画は最近あんまり観ていなかったのですが、この映画はなんとなく自分の好みに合いそうだなと思ったのと、主演の一人の井上苑子(歌手として活動している)の「大切な君へ」という曲がビビっときて結構気になっていたので、どうせならということで舞台挨拶つきの先行上映で観てきました。
で、感想なんですけど、うーん。。。お話としてはかなり自分好みではあったんですよ。あの時代特有の無鉄砲に突っ走っちゃう感じとか、それがちょっとイタく見えちゃうのとか。舞台挨拶の時もそんな感じのことを言っているキャストの方がいたので、おそらく実際そこを狙って作っていたんだと思います。
ただ、結構雑な部分とかも見え隠れしていたし、彼女たちの普段の生活での閉塞感というか、「どうしても東京に行くしかない!」っていう切羽詰った感じとか、「どうしてもクリープハイプに会いたい!」ていう感情が全然伝わってこなかったんですよね。そこ一番重要だと思うのですけど。
クリープハイプのことを盲目的に好き過ぎてちょっとオカしくなっちゃってる文子が、道中で他の3人と口喧嘩するシーンがあるんですけど、それもなんというか唐突過ぎるっていうか、確かにそこまでのシーンで好きだってことは分かるんですけど、彼女のキャラが薄いからかあんまり印象に残らない。あと、結局最後まで文子は特に何も変わってないし。
ただ、喧嘩のシーン自体はリアルで良かったです。さっつんの、軽くふざけた感じで間に入って止めようとするけど、自分に意味なく矛先を向けられてキレるトコとか凄いリアル。大関れいか上手い!!!
田舎のJKのわちゃわちゃしてて、でも結構やさぐれてて、みたいな雰囲気はかなり現実的で良かったです。生々しい事も言うし、タバコも吸ったりしてて、「ああ、実際JKのほとんどってこんな感じなんだろな・・・」って思って観てました。
あと、会話が面白い!JKならではの感じの面白さ。ほとんど大関れいかのキャラの面白さなんですけどね。本人がもともと面白い人なんだと思います。
井上苑子も、どこか冷めてる感じが出ていて良かったです。舞台挨拶だと「The 陽!!!」みたいな方だったのでギャップに驚きでした。
そういう意味でも、この二人のキャスティングは最高でした。二人ともインターネット経由で有名になった方なので、そういう意味でもSNS世代のリアルが伝わってきました。
あともう一つ、途中ヒッチハイクして車で乗せていってくれる人達が三組くらいいて、その内の一人が池松荘亮なんですけど、他の二組が無名の役者なので変に浮いちゃってるような。三組とも同じくらいの立ち位置で出てくるので。そこが変に気になっちゃいました。