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2017年12月27日水曜日

2017年ベスト・ムービー10 The 10 Best Movies of 2017

今年観た映画の個人的トップ10を発表します。


10. 沈黙 -サイレンス-

長いし若干退屈ではあったんですけど、色々考えさせられました。生きるための糧であるべき宗教が原因で人が死んでいくのは辛いものがあります。

9. IT/イット“それ”が見えたら、終わり。

ホラーとジュブナイルのバランスが良かったです。原作は読んだことないですが、この話を考えたスティーブン・キングはすごい。

8. 夜空はいつでも最高密度の青色だ

生きづらい人たちに寄り添う人生賛歌。

7. ベイビー・ドライバー

音楽好きとしてはイヤホンをつけながらのカーアクションというビジュアルだけで最高。ボニー&クライドを匂わせてからのラストが好きですね。もしかしたら最後のシーンは主人公の妄想?と思ったけど前向きに終わっていて良いと思います。

6. 帝一の國

キャラが皆立っていて単純に楽しめました。

5. 20センチュリー・ウーマン

印象的なセリフがいくつかありました。

4. スウィート17モンスター

主人公のこじらせ具合がリアル。

3. ムーンライト

色が良かったですね。

2. 星空

話はすごくシンプルな成長物語。思い出を抱きしめて前へ進んでいきたいですね。

1. お嬢さん

3部構成になっているんですけど、ちゃんとその構成を生かしていてミステリーとして楽しい。あと画を含めた和洋折衷な雰囲気がすごく好きですね。


最近アジア文化にはまっていることもあり、一位と二位は韓国と台湾の映画にしました。一応去年から公開しているのでランキングには入れませんでしたが、「私の少女時代」という台湾の映画も良かったです。

2016年12月28日水曜日

2016年ベスト・ムービー20 The 20 Best Movies of 2016

今年良かった映画を紹介していきます。


20. 新感染 ファイナル・エクスプレス

タイ旅行中に現地の映画館で観ました。タイの映画だと思って選んだんですけど韓国の映画でした笑。韓国映画ってあまり観たことが無いんですけど、クオリティが高いなあと。ハリウッドの超大作に全然負けてない。結構残酷というか切ない展開も多いのが余韻として良かったです。韓国では今年のナンバー1ヒットみたいですね。

19. 思いやりのススメ

Netflix配給映画ですね。こういうインディー系の良作がタイムラグ無く観れるのがありがたいです。ストーリーラインは「最強のふたり」とかと似てますけど、こっちのが好きかな。ユーモアの感じとか。ゴメ子がアンパンみたいな顔で可愛いです。

18. イエスタデイ

北欧の青春映画なんですが、中盤までの歪な感じが北欧映画っぽくて良いなと思っていたので、後半の無理にまとめあげてる感じが思い返すと違和感ありました。初恋の女の子とかはあのまま出て来ないで話も引っ張らない方が斬新でリアルだと思うんだけどなあ。あとビートルズはそんな関係ないです。

17. ガール・ライク・ハー

こちらもNetflix配給映画。いじめが題材の作品なんですが、ドキュメンタリー風に互いの視点を映し出しているので自然に色々考えさせられます。学校の教材として使って欲しいレベルです。

16. ペーパー・タウン

「きっと、星のせいじゃない。」の原作者の作品の映画化ですね。「きっと〜」程では無いにせよ良かったです。映画が良くできているってよりかは話が好きだなと思いました。あとサントラ。カーラ・デルヴィーニュは存在感あるので役に合っていると思いましたが、口を開け始めたらアレとなりました。

15. スペクタキュラー・ナウ

前から観たいと思っていたのですが全然日本に入ってこないなあと思っていたところ、未公開映画などを上映されているGucchi's Free Schoolという団体のイベント「青春学園映画祭」で日本初上映されました。山本直樹の「YOUNG&FINE」という漫画があるのですが、それに似ているなと思いました。人の弱さの描き方が良いなあと。

14. 何者

映画として画的に地味だしほぼ会話劇で、何度も観たい!っていうような映画では無いんですけど、キャラの描き方が良かったです。二階堂ふみの役とかこういう人いるよな〜と思って観ていました。そういう目線で観ると面白いと思います。

13. ロブスター

じわじわ来るタイプのシュールな作品です。「共感」とか「共通点」がかなり意識されています。

12. 君の名は。(レビュー)

「運命は存在する」というテーマの背景を膨らませに膨らませた作品。

11. ディストラクション・ベイビーズ

柳楽優弥・菅田将暉・小松菜奈・村上虹郎の並びだけで最高ですね。

10. 母の残像

この監督の演出が好きです。パーティーの後に好きな女の子を送っていく時のシーンが印象的ですね。

9. シング・ストリート 未来へのうた

「ウィー・アー・ザ・ベスト!」×「はじまりのうた」

8. エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に

パーティー系青春映画。ほぼほぼ意味のない会話やパーティーが続く中で人間性が垣間見えたりしてキャラクターが魅力的に見えてきます。ラストの授業シーンのテンションの落差がグッときますね。

7. イット・フォローズ

常に死の雰囲気が漂っているのがティーン特有の危うさを感じさせます。

6. 神様メール

「ミスター・ノーバディ」もそうなんですけど、この監督は想像力がすごい。無茶苦茶に見えるけど一貫してます。「天国(死後の世界)なんてないよ、ここが天国(現実社会)」みたいなセリフが印象的でした。

5. ちはやふる 下の句

松岡茉優が凄すぎる。

4. ちはやふる 上の句

いい意味で漫画チックでカタルシスの連続。主人公たち3人のトライアングルが完璧。

3. ウィー・アー・ザ・ベスト!

この監督の作品は子供とかマイノリティへの寄り添い方が好きなんですよね。「抑圧からの解放」を感じさせてくれる最後のライブシーンは圧巻。


2. 溺れるナイフ

だいぶ荒のある(わざとの部分もあると思いますが)作品なのですが、それゆえに思春期の不安定な感情がスクリーンから迸っていて魅力的に思いました。小松菜奈が花を咥えているシーンやラストの二人乗りシーンなど印象的。菅田将暉史上一番美しい。

1. ぼくとアールと彼女のさよなら

思いの外淡々としていて、「きっと、星のせいじゃない。」のようなドラマチックな感じは無いのですが、だからこそキャラクターに感情移入しやすかったです。主人公の何事にも深入りするのが怖くてうわべだけ取り繕っている感じが今っぽいなと思いました。

2016年8月30日火曜日

君の名は。

「秒速5センチメートル」や「言の葉の庭」などで知られる新海誠の3年ぶりとなる監督作品。8/26より公開中。

 

君の名は。
監督:新海誠
声の出演:神木隆之介、上白石萌音


あらすじ



1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈(うっくつ)していた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていくが……。(シネマトゥデイより)


感想

2016年初の更新です。。。まだこのブログ読んでくれている人いるかな?笑


今回紹介する「君の名は。」ですが大ヒットしていますね。新海誠監督のファンが多いのは知っていたのですが、結構局所的な人気だと思っていたのでちょっとびっくりです。とはいえ今回の映画はこれまでに比べ大分一般層を狙ってきているというか、まずキャラクターが可愛くなってますよね。ジブリっぽいというか。実際ジブリ作品に関わっていた方が作画監督を務めていたり、キャラクターのデザインも違う方がやっているみたいです。あと声優も神木隆之介など人気俳優がやっていたり。神木隆之介ってこういう映画好きそうな女子層の受けが半端なく良さそうなので、その相乗効果は結構あるかなと思います。

自分はというと、新海誠監督の映画は「秒速5センチメートル」と「言の葉の庭」は見たことあったんですけど、あまり好きじゃなくて笑。特に「秒速5センチメートル」は主人公の考え方が閉鎖的すぎるのに、それを「初恋をいつまでも引きずってる俺。切ないけど・・・美しいよね?」みたいに美化してるのが気持ち悪くて無理でした。大人になっても夢見ていたいというか、そういう気持ちは自分も強いので好きな人が多いのも分かるんですけど、そこはあくまでファンタジーであるべきだと思うので。


ただ、実写で撮るのは不可能であるような風景描写が美しくて。アニメーションなので存在しない美しさなんですけど、実際にある風景が登場するので、もしかしたら存在するかもしれない、または自分の頭の中ではこういう風に見えてることがあるかもな、と思わせてくれるような儚さは好きだなと思っていました。


そして今回の「君の名は。」なんですが、、、すごく良かったです。ストーリー展開が「秒速5センチメートル」と同じ人が作ったのか疑いたくなるくらい開放的で理想を感じさせるものになっています。演出とか新海監督の持ち味であろう部分はそのままにスケールアップしていて、ジブリ作品のような幅広い層に受け入れられそうなファンタジーな美しさと「今っぽい」演出が上手く組み合わさっていて新しい体験でした。


後半の展開については何回か鳥肌が立ちました。正直突っ込みどころを考えれば結構あげられたかもしれないんですけど、それ以上のパワーを感じたというか。3・11を思わせる展開の終着地点がハッピー・エンドなのはどうなのかという意見もあると思うんですけど、これに関してはこの映画は一貫して「希望」や「理想」を描いているものなのでバッドエンドは考えられないと思います。


あとはラスト、数年後のシーンが青春の終わりを感じて切なくて良かったです。「あ、大人になってる・・・」っていう。青春映画ってこういうことでしょ。


2015年12月27日日曜日

2015年ベスト・ムービー25 The 25 Best Movies of 2015

今年良かった映画を紹介していきます。ジャケットクリックでYouTubeの予告に飛びます。(12/28「セッション」を入れ忘れていたので一部変更しました。)


25. https://www.youtube.com/watch?v=Mxnhv7uUuXIトランス・トリップ(レビュー)

精神的に不安定な状態の描写が上手いです。ホラーというよりかは人間ドラマ。

24. https://www.youtube.com/watch?v=Hf97OzdvgAcリアル鬼ごっこ(レビュー)

中盤のつまらなさは相当でしたが、途中までの推進力とMONOの音楽と相まった悲しいストーリーに惹かれました。最初のバスのシーンなど印象的なシーンも多いです。

23. https://www.youtube.com/watch?v=1__xNOYldtgEDEN/エデン

家で観ていたら確実に途中で寝ていたな。。というような地味な作品。「過ぎ去ってしまった時間」みたいなテーマの作品が好きなので結構余韻が残りました。

22. https://www.youtube.com/watch?v=BOmtsHadwW8&spfreload=10プリデスティネーション

かなり低予算でこじんまりとした印象の作品なのですが、裏にあるのは壮大な人間ドラマ。こういうSFの枠を借りた悲しい話は結構好きです。

21. https://www.youtube.com/watch?v=BzeU-Up9ktYビースト・オブ・ノー・ネーション

さすがにやりすぎ?と思うところもありましたが、かなり衝撃。こんな環境で生活していたらこうも強くなるし冷酷にもなるよなあ、と。あの年でこれだけの経験をして、普通の暮らしに戻っても虚無感しか残らないし、馴染むのが難しいのは確か。でも前向きなラストが良かったです。

20. https://www.youtube.com/watch?v=KTVjVuD3rQgI LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE

チャーリー・ブラウンはポンコツだけど自分を見失わないし、目的のための努力を惜しまないから最高。福君の舌足らずな喋り方がかわいい。

19. https://www.youtube.com/watch?v=Rdsdz2HQxroナイトクローラー

サイコパスのサクセスストーリー。

18. https://www.youtube.com/watch?v=le-RX7x2BUg海街diary

日本の良さが詰まった作品。ウェルメイド過ぎて逆に”作り物”って感じがしてしまったかも。

17. https://www.youtube.com/watch?v=Lzd7MAd0J5Aイミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(レビュー)

劇中である人物が主人公に言う「君は異質だ。だが時としてそういう人が偉大なことを成し遂げることがある」というセリフが印象的でした。

16. https://www.youtube.com/watch?v=G6dGSMJQxgYアクトレス ~女たちの舞台~

タイトルとキャストで想像していた感じとは真逆の地味な会話劇。個人的に「年を重ねる」ということに不安があるので興味深い映画でした。主人公が無意識に窮屈な考えに陥ってしまっているのがキツイ。クリステン・スチュワートの役は物凄く魅力的でした。

15. https://www.youtube.com/watch?v=_XOBBmyYNJA&spfreload=10バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

変な映画でした。色々な見方が出来るような気がします。

14. https://www.youtube.com/watch?v=4w2Svc5o8VEチャッピー

終盤のチャッピーの行動はちょっと支離滅裂過ぎないか?と思いましたが、マイノリティ感が良かったです。そしてぶっ飛んだラスト。

13.https://www.youtube.com/watch?v=6-0pgv_k-Fgパロアルト・ストーリー

10代が愛とか理想を求めてもがいているのが好き過ぎる。ナット・ウルフ演じるキャラが一番印象的だったかな。変人キャラで一見ヤバイ人にしか見えない彼も色々あるんだろうな、、と。デヴ・ハインズのテーマ曲がノスタルジー全開で最高。

12. https://www.youtube.com/watch?v=bQXvCFFj_GA&spfreload=10マッドマックス 怒りのデス・ロード

アドレナリンMAX

11. https://www.youtube.com/watch?v=O3mf_ewjc7sアロハ

正直よく出来た話、とは言えないんですけど、キャメロン・クロウの作品はどうしても好きになってしまいます。ラストシーンが最高。

10. https://www.youtube.com/watch?v=b8pLwYXj5ewシェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア

お洒落なコメディ。ほんと面白いです。

9. https://www.youtube.com/watch?v=fzHgIzUezCY私の少女

異端者同士がつながるストーリー。彼女には他にどこにも居場所が無いんだ、と気づいて戻るシーンは泣けます。

8. https://www.youtube.com/watch?v=Q9lB2bdtlBQワイルド・スピード SKY MISSION

バカアクションからのラスト5分でのポール・ウォーカー追悼。すごく良い退場のさせ方だと思いました。映画の中では生き続けていく。

7. https://www.youtube.com/watch?v=3v8Hl4flMuoピッチ・パーフェクト2

OPの「We Got the World」「Timber」「Wrecking Ball」からの×××の流れで早くも心わしづかみ。主な良かった点→イケイケ過ぎない仲間同士のキャッキャ感、曲を作れる人と歌える人のタッグ、ヘイリーが可愛い。

6. https://www.youtube.com/watch?v=ALSwWTb88ZUタンジェリン(レビュー)

最高のドラッグ&LGBTムービー。皆必死に生きていて最高。全編iPhone撮影というDIY精神も好き。

5. https://www.youtube.com/watch?v=bCek2eHOkLQ恋人たち

生々し過ぎて最初の方はきつかったくらい。人を救うのは人なんだなあ。

4. セッション

超人×超人。ラストは観客を揺さぶる揺さぶる。ここまで極めるのはスゴイ・・・。

3. https://www.youtube.com/watch?v=J6xhnSp5Gdwリプライズ(レビュー)

基本シリアスな話なのに何故か爽やか。人間味溢れる登場人物たちが最高でした。また観たいなあ。

2. https://www.youtube.com/watch?v=yOr4LeEWOLoはじまりのうた(レビュー)

音楽の良さが詰まっています。

1. https://www.youtube.com/watch?v=-IJsdRclo-0きっと、星のせいじゃない。(レビュー)

生きる希望のような映画。ちゃんと死とも向き合ってる。誰かを本気で好きになったらまた観たい。


今年は「コレ!」っていう映画は無かったかなあ、という感じです。他に(日本公開されたもの以外で)観たものだと「Little Birds(リトル・バード 164マイルの恋)←『未体験ゾーンの映画たち2016』にて日本公開決定!!」と「White Bird in a Blizzard」はかなり好きです。
来年は「イット・フォローズ」、「Me and Earl and the Dying Girl」、「Paper Towns」、「While We're Young」、「The DUFF」、「Louder Than Bombs」、「The Spectacular Now」、「Mississippi Grind」、「ウィー・アー・ザ・ベスト!」あたりが観たい!