上半期で良かったアムバムを5枚紹介します。
5.Skrillex and Diplo present Jack Ü/Skrillex and Diplo
スクリレックスとディプロのユニット、ジャックÜによるファースト。上半期のダンス・アルバムを1枚選ぶとしたらコレかなあ。
遊び心に溢れていて、新しいことに挑戦しようとしているのが伝わってきます。
ちょっと過激(うるさ過ぎ)な部分が目立つかな、と最初思ったのですが、リバーブやディレイを上手く利用した音作りや、ゲスト・ボーカル(ジャスティン・ビーバーやアルーナ・ジョージ)の爽やかさが上手いこと聴きやすいサウンドに仕上げています。このひんやりとした感じの音は中毒性ありますね。
4.California Nights/Best Coast
US西海岸を拠点に活躍する男女デュオ、ベスト・コーストの3枚目となるアルバム。
タイトル通り、「カリフォルニアの夜」のイメージが目の前に広がります。
爽やかなサーフ・ロックでありながらも、どこかノスタルジックで闇を感じさせるところもあって、そのバランスが心地よいです。
3.Broke with Expensive Taste/Azealia Banks
延期に延期を重ねてようやくリリースされたデビューアルバム。
多くのプロデューサーが関わっていて、様々なジャンルの音楽からの影響を感じますが、アルバムを通して世界観が出来上がっていて凄い。
ラスト近くに挟まれるメロディアスな異色ナンバー「Nude Beach A Go-Go」がアルバム全体を引き締めています。
来日した時のライブも行ったのですが、パフォーマンスが本当に最高でした。踊りは上手いし、「Yung Rapunxel」のサビで叫ぶところでメガホンを使ったりするのとか、魅せ方が分かってると思いましたね。
2.Another Eternity/Purity Ring
こちらは3月に感想を書いていたので省略します。
1.Kindred/Passion Pit
自分がパッション・ピットの音楽を好きな理由として大きいのが、ボーカルの声質も、打ち込みのエレクトロ・サウンドもポップで一見明るいのに、どこか不安定でギリギリのものを感じさせるからです。
そのギリギリのところで生まれるポップソングが物凄く美しい。なんというか、「必死で生きてる!」って感じが伝わってくるからですかね。
アルバムの中では、以前友達に手伝ってもらって和訳した「Lifted Up (1985)」と「Where The Sky Hangs」の2曲が特に好きです。
という訳で上半期上位5枚でした!個人的にポップだけどノスタルジーを感じさせるものが好きなので、そういうものが多かったかな。
他に良く聴いたもので言うと、ゼッド(Zedd)の『True Colors』、イマジン・ドラゴンズ(Imagine Dragons)の『Smoke + Mirrors』、マドンナ(Madonna)の『Rebel Heart』あたりですかね。