2017年6月17日土曜日

2017年上半期ベスト・アルバム5 The Best Albums Of 2017 So Far

上半期で良かったアムバムを5枚紹介します。


5.More Life/Drake

ドレイクって正直何でここまで人気あるのか分からないんですけど(ロマンチストで甘い歌声の感じが受けているのか?)、このアルバムは結構好きですね。収録曲の中でも「Passionfruit」は今年を代表する名曲では。アルバム全体を通してダンスホール、レゲエ調のリズムの印象が強いのですが、特に「Passionfruit」は乗り易いビートにトロピカルな音色のトラックがまず凄くカッコいい。南国風の生音をチョイスしていて安っぽくないんですよね。そこに何とも言えない憂いのあるメロディが映えます。


4.Palette/IU

彼女の存在は、今回G-Dragonが客演で参加しているタイトル曲を聴いてみたことで初めて知ったんですけど、韓国ではかなり人気の歌手みたいですね。まだ若いですが芸暦も長いようです。下手すると古臭くなる曲調なのに上手く今風のリズムや音色を取り込むことで新鮮な曲に仕上がっていて、バランス感覚がすごいと思います。




3.Melodrama/Lorde

ファーストと比べてかなりポップに振り切ってますね。4つ打ち系の曲も多いし。Bleachersとしても活動するジャック・アントノフが全面的に参加しているのですが、彼の書く曲が結構好きなんですよね。ロードの声というか怨念がこもったような歌い方が個人的に苦手なのですが、そこが彼女の一番の特徴だと思うので、その部分と曲調の対比が生かされたアルバムに仕上がっていると思います。


2.After Laughter/Paramore

こっちもかなり振り切ってますね。前作の「Still Into You」や「Ain't It Fun」ほどのアンセムは無いものの、ポップに振り切った分まとまりよく感じます。「Hard Times」の人生讃歌な歌詞が好きです。ヘイリーの声は力強くて映えますね。




1.Kwon Ji Yong/G-Dragon

BIGBANGのリーダーであるG-Dragonのソロとしては約4年ぶりとなるアルバムですね。今回のタイトルはG-Dragonの本名ということで、スーパースターG-Dragonとしてではなく1人の人間として自己を表現したアルバムなのですかね。これまでの分かりやすく盛り上がれる代表曲に比べて全体を通してだいぶ落ち着いた印象。タイトル曲「無題」は水原希子についての曲なのかな?未練を感じさせる歌詞とMVの華奢な体から彼の繊細さが伝わってきてなんとも美しい、、