今年良かったアルバムを紹介していきます。
25. Family of the Year/Family of the Year
去年の映画「6才のボクが、大人になるまで。」で「Hero」がフィーチャーされていて好きになったアメリカのインディーバンドです。「Hero」ほどのキラーチューンは無いものの、温もりのあるシンプルなポップソングが揃っていて好きなアルバムです。
24. PRODUCT/SOPHIE
電子音で遊びまくり。シンプルで先進的。
23. Caracal/Disclosure
ロードやザ・ウィーケンドなど豪華なゲストを迎えてより華やかになったディスクロージャーの2nd。BPM抑え目でちゃんとメロディーを重視した曲が多い印象。サム・スミスとの「Omen」が一番印象的かな。
22. POSITIVE/tofubeats
トラック作りの楽しさが詰まったアルバム。玉城ティナ、Ami、小室哲哉などバラエティに富んだゲスト陣がそれぞれの曲に色を付けていて飽きないです。
21. 25/Adele
売れに売れまくっているアデルの3rd。前作も特にハマらなかったし、正直そこまで・・・?と思うところもあるけれど、これだけシンプルな曲を聴かせるのはすごいと思います。
20. 1989/Ryan Adams
テイラー・スウィフトの同名アルバムのまるごとカバー。もとのアルバムがそもそも良いので違う形に生まれ変わっても勿論良かったです。凄いなあと思うのは自分流の曲として仕上げているところ。生楽器で演奏された爽やかなロックテイストで、テイラーのとはまた違う良さがありました。カバーってこういうことでしょ。
19. Lucid Dreaming/Say Lou Lou
「Julian」「Nothnig but a Heartbeat」など映画的なMV含め、壮大なストーリー性を感じさせるドリーム・ポップ。メランコリックな夢を見ている感じ。
18. Cry Baby/Melanie Martinez
人気オーディション番組「The Voice」出身なんですね。何の気なしにApple Musicでアルバムを聴いてみたら結構ハマりました。メルヘンでキュートかと思いきやダークでドロドロとしたものも感じさせます。タイプとしてはマリーナ・アンド・ザ・ダイアモンズに近いかな。
17. Smoke + Mirrors/Imagine Dragons(レビュー)
最初聴いたときは流石にやり過ぎでは・・・?とちょっと思ったんですけど、今年のサマソニのライブを観て考えが変わりました。どの曲も最高にパフォーマンス栄えしていて楽しかったです。
16. Rebel Heart/Madonna(レビュー)
タイトル通り”反骨精神”に溢れた素晴らしいポップ・アルバム。「自分らしくあればいい」というメッセージに溢れていて素敵。
15. True Colors/Zedd
1stよりもさらにポップ。「Daisy」とか全然ダンス・ミュージックじゃない曲もあったり、EDMの枠にあまり囚われていないのが良かったです。やっぱりZeddのポップセンスは流石。
14. E・MO・TION/Carly Rae Jepsen
サックスの印象的な音色からスタートする「Run Away with Me」をはじめ、ミドルテンポの80'sライクな楽曲が多い印象。
13. Portrait in Rock 'n' Roll/ウワノソラ'67
自主制作とはいえ60's的アプローチに沿ってものすごーく作りこまれたアルバム。「シェリーに首ったけ」のMVは必見。
12. Skrillex and Diplo Present Jack Ü/Skrillex & Diplo
スクリレックス×ディプロ!今を代表するEDMプロデューサー二人の互いの持ち味が良く引き出されていて2015年最新のサウンドに仕上がっていると思います。
11. Adventure/Madeon
他の人気DJとはまたちょっと違って、抑え目のBPMに作りこまれた独自のエレクトロ・サウンドの世界が広がっていて心地よく聴けるダンス・ミュージックだと思います。今年のサマソニで観たDJパフォーマンスはMIDIコンやキーボードを使いこなし、ボーカルも自ら務めたりと予想外の方向性に満ちていて非常に楽しかったです。EDM嫌いの人にもおすすめ。
10. Honeymoon/Lana Del Rey
サウンド的には彼女の今までのアルバムの中で一番好みかも。『Born To Die』ほど分かりやすいポップでなくなってしまったのは残念ですけど、持ち味であるサッドコアな雰囲気に満ちています。ただ「Damn You」は本当名曲なのでいつか正式にリリースして欲しいなあ。
9. Another Eternity/Purity Ring(レビュー)
無機質なエレクトロサウンドとヒップホップ的なビートで奏でられる幻想的な世界。
8. California Nights/Best Coast
US西海岸を拠点に活躍する男女デュオ、ベスト・コーストの3rd。タイトル通り、「カリフォルニアの夜」のイメージが目の前に広がります。爽やかなサーフ・ロックでありながらも、どこかノスタルジックで闇を感じさせるところもあって、そのバランスが心地よいです。
7. Broke With Expensive Taste/Azealia Banks
延期に延期を重ねてようやくリリースされたデビューアルバム。「Miss Amor」での”Pump pa rrrrum pum pump”とか音として印象的なフレーズが多いですね。ラスト近くに挟まれるメロディアスな異色ナンバー「Nude Beach A Go-Go」がアルバム全体を引き締めています。
6. Miley Cyrus and Her Dead Petz/Miley Cyrus
今年彼女がホストを務めたMTV Video Music Awardsに合わせて突如無料!リリースされました。自主制作ということで前作『Bangerz』とはまた違って手作り感に溢れています。最初聴いたときは、引っかかる曲が全然無いなあ・・・、と思ったのですが、聴き込むうちにどんどんハマりました。「Lighter」や「BB Talk」など暖かみのある曲がいいですね。
5. Kindred/Passion Pit
キラキラなシンセ音とノスタルジックで切ないメロディーと歌詞が情緒豊かな世界を作り上げています。ジャケットのどこか不安げな少年の表情からして最高です。
4. A Head Full of Dreams/Coldplay
前作から間を空けずに制作された彼らにとって7枚目のアルバム。前作収録の「A Sky Full of Stars」で開放された後の高揚感に満ちていてタイプとしては『Mylo Xyloto』に近いかも。「商業主義に走り過ぎ」「昔のような暗い曲をやって欲しい」「これじゃマルーン5と同じ」とか言う人が多い気がするんですけど、そういうことじゃなくて単純にやりたいことをしたくて、好きなものを取り入れまくってるだけだと思います。そういう曲作りの仕方は凄く好きです。
3. Every Open Eye/CHVRCHES
大好き!なシンセポップ・バンド、チャーチズの2nd。実験的な曲があったり、ローレンの不安定なボーカルが味になっていた1stに比べるともっと直球にポップ。これはこれですごく好きです。とはいえ、音のチョイスやリズム、歌詞のバランスなど非常に考えられていて独自の世界観は変わらず。チャーチズはパフォーマンスも凝っていて見ごたえがあるので、来年の来日公演が楽しみです。
2. Art Angels/Grimes
彼女に関しては前作まではよくわからない不気味で宗教っぽい感じが受け付けなかったのですが、今作は分かりやすくポップ。とはいえ不気味なジャケットが示すように彼女独特の世界観は健在。アンダーグラウンドとメインストリームの融合というか、彼女の好きなものを仕切り無く取り入れて作られたのかな、という感じ。自由を提示している2015年の傑作だと思います。
1. Purpose/Justin Bieber
シングルに続き、アルバムもジャスティン・ビーバーを1位にしました。iTunes限定でリリースされた『Journals』はR&B/ヒップホップ色が強く、多数のゲストを招いたりと商業性より自分のやりたいことを優先させた感じでしたが、今作はそれを受け継ぎつつも、ポップスターであることを再提示したような作品。スクリレックスと組んだことが特に成功へと繋がった気がします。
ということで僕が選ぶ今年の25枚でした!次点だとセレーナ・ゴメスの『Revival』、ニック・ジョナス『Nick Jonas X2』あたりですかね。どっちも良かったんですけど、ちょっと無理してる感が強過ぎました。
アルバムのレビューが今年後半全然出来てなかったので来年はもうちょっと更新します!
2015年12月29日火曜日
2015年12月27日日曜日
2015年ベスト・ムービー25 The 25 Best Movies of 2015
今年良かった映画を紹介していきます。ジャケットクリックでYouTubeの予告に飛びます。(12/28「セッション」を入れ忘れていたので一部変更しました。)
25. トランス・トリップ(レビュー)
精神的に不安定な状態の描写が上手いです。ホラーというよりかは人間ドラマ。
24. リアル鬼ごっこ(レビュー)
中盤のつまらなさは相当でしたが、途中までの推進力とMONOの音楽と相まった悲しいストーリーに惹かれました。最初のバスのシーンなど印象的なシーンも多いです。
23. EDEN/エデン
家で観ていたら確実に途中で寝ていたな。。というような地味な作品。「過ぎ去ってしまった時間」みたいなテーマの作品が好きなので結構余韻が残りました。
22. プリデスティネーション
かなり低予算でこじんまりとした印象の作品なのですが、裏にあるのは壮大な人間ドラマ。こういうSFの枠を借りた悲しい話は結構好きです。
21. ビースト・オブ・ノー・ネーション
さすがにやりすぎ?と思うところもありましたが、かなり衝撃。こんな環境で生活していたらこうも強くなるし冷酷にもなるよなあ、と。あの年でこれだけの経験をして、普通の暮らしに戻っても虚無感しか残らないし、馴染むのが難しいのは確か。でも前向きなラストが良かったです。
20. I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE
チャーリー・ブラウンはポンコツだけど自分を見失わないし、目的のための努力を惜しまないから最高。福君の舌足らずな喋り方がかわいい。
19. ナイトクローラー
サイコパスのサクセスストーリー。
18. 海街diary
日本の良さが詰まった作品。ウェルメイド過ぎて逆に”作り物”って感じがしてしまったかも。
17. イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(レビュー)
劇中である人物が主人公に言う「君は異質だ。だが時としてそういう人が偉大なことを成し遂げることがある」というセリフが印象的でした。
16. アクトレス ~女たちの舞台~
タイトルとキャストで想像していた感じとは真逆の地味な会話劇。個人的に「年を重ねる」ということに不安があるので興味深い映画でした。主人公が無意識に窮屈な考えに陥ってしまっているのがキツイ。クリステン・スチュワートの役は物凄く魅力的でした。
15. バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
変な映画でした。色々な見方が出来るような気がします。
14. チャッピー
終盤のチャッピーの行動はちょっと支離滅裂過ぎないか?と思いましたが、マイノリティ感が良かったです。そしてぶっ飛んだラスト。
13.パロアルト・ストーリー
10代が愛とか理想を求めてもがいているのが好き過ぎる。ナット・ウルフ演じるキャラが一番印象的だったかな。変人キャラで一見ヤバイ人にしか見えない彼も色々あるんだろうな、、と。デヴ・ハインズのテーマ曲がノスタルジー全開で最高。
12. マッドマックス 怒りのデス・ロード
アドレナリンMAX
11. アロハ
正直よく出来た話、とは言えないんですけど、キャメロン・クロウの作品はどうしても好きになってしまいます。ラストシーンが最高。
10. シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア
お洒落なコメディ。ほんと面白いです。
9. 私の少女
異端者同士がつながるストーリー。彼女には他にどこにも居場所が無いんだ、と気づいて戻るシーンは泣けます。
8. ワイルド・スピード SKY MISSION
バカアクションからのラスト5分でのポール・ウォーカー追悼。すごく良い退場のさせ方だと思いました。映画の中では生き続けていく。
7. ピッチ・パーフェクト2
OPの「We Got the World」「Timber」「Wrecking Ball」からの×××の流れで早くも心わしづかみ。主な良かった点→イケイケ過ぎない仲間同士のキャッキャ感、曲を作れる人と歌える人のタッグ、ヘイリーが可愛い。
6. タンジェリン(レビュー)
最高のドラッグ&LGBTムービー。皆必死に生きていて最高。全編iPhone撮影というDIY精神も好き。
5. 恋人たち
生々し過ぎて最初の方はきつかったくらい。人を救うのは人なんだなあ。
4. セッション
超人×超人。ラストは観客を揺さぶる揺さぶる。ここまで極めるのはスゴイ・・・。
3. リプライズ(レビュー)
基本シリアスな話なのに何故か爽やか。人間味溢れる登場人物たちが最高でした。また観たいなあ。
2. はじまりのうた(レビュー)
音楽の良さが詰まっています。
1. きっと、星のせいじゃない。(レビュー)
生きる希望のような映画。ちゃんと死とも向き合ってる。誰かを本気で好きになったらまた観たい。
今年は「コレ!」っていう映画は無かったかなあ、という感じです。他に(日本公開されたもの以外で)観たものだと「Little Birds(リトル・バード 164マイルの恋)←『未体験ゾーンの映画たち2016』にて日本公開決定!!」と「White Bird in a Blizzard」はかなり好きです。
来年は「イット・フォローズ」、「Me and Earl and the Dying Girl」、「Paper Towns」、「While We're Young」、「The DUFF」、「Louder Than Bombs」、「The Spectacular Now」、「Mississippi Grind」、「ウィー・アー・ザ・ベスト!」あたりが観たい!
25. トランス・トリップ(レビュー)
精神的に不安定な状態の描写が上手いです。ホラーというよりかは人間ドラマ。
24. リアル鬼ごっこ(レビュー)
中盤のつまらなさは相当でしたが、途中までの推進力とMONOの音楽と相まった悲しいストーリーに惹かれました。最初のバスのシーンなど印象的なシーンも多いです。
23. EDEN/エデン
家で観ていたら確実に途中で寝ていたな。。というような地味な作品。「過ぎ去ってしまった時間」みたいなテーマの作品が好きなので結構余韻が残りました。
22. プリデスティネーション
かなり低予算でこじんまりとした印象の作品なのですが、裏にあるのは壮大な人間ドラマ。こういうSFの枠を借りた悲しい話は結構好きです。
21. ビースト・オブ・ノー・ネーション
さすがにやりすぎ?と思うところもありましたが、かなり衝撃。こんな環境で生活していたらこうも強くなるし冷酷にもなるよなあ、と。あの年でこれだけの経験をして、普通の暮らしに戻っても虚無感しか残らないし、馴染むのが難しいのは確か。でも前向きなラストが良かったです。
20. I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE
チャーリー・ブラウンはポンコツだけど自分を見失わないし、目的のための努力を惜しまないから最高。福君の舌足らずな喋り方がかわいい。
19. ナイトクローラー
サイコパスのサクセスストーリー。
18. 海街diary
日本の良さが詰まった作品。ウェルメイド過ぎて逆に”作り物”って感じがしてしまったかも。
17. イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(レビュー)
劇中である人物が主人公に言う「君は異質だ。だが時としてそういう人が偉大なことを成し遂げることがある」というセリフが印象的でした。
16. アクトレス ~女たちの舞台~
タイトルとキャストで想像していた感じとは真逆の地味な会話劇。個人的に「年を重ねる」ということに不安があるので興味深い映画でした。主人公が無意識に窮屈な考えに陥ってしまっているのがキツイ。クリステン・スチュワートの役は物凄く魅力的でした。
15. バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
変な映画でした。色々な見方が出来るような気がします。
14. チャッピー
終盤のチャッピーの行動はちょっと支離滅裂過ぎないか?と思いましたが、マイノリティ感が良かったです。そしてぶっ飛んだラスト。
13.パロアルト・ストーリー
10代が愛とか理想を求めてもがいているのが好き過ぎる。ナット・ウルフ演じるキャラが一番印象的だったかな。変人キャラで一見ヤバイ人にしか見えない彼も色々あるんだろうな、、と。デヴ・ハインズのテーマ曲がノスタルジー全開で最高。
12. マッドマックス 怒りのデス・ロード
アドレナリンMAX
11. アロハ
正直よく出来た話、とは言えないんですけど、キャメロン・クロウの作品はどうしても好きになってしまいます。ラストシーンが最高。
10. シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア
お洒落なコメディ。ほんと面白いです。
9. 私の少女
異端者同士がつながるストーリー。彼女には他にどこにも居場所が無いんだ、と気づいて戻るシーンは泣けます。
8. ワイルド・スピード SKY MISSION
バカアクションからのラスト5分でのポール・ウォーカー追悼。すごく良い退場のさせ方だと思いました。映画の中では生き続けていく。
7. ピッチ・パーフェクト2
OPの「We Got the World」「Timber」「Wrecking Ball」からの×××の流れで早くも心わしづかみ。主な良かった点→イケイケ過ぎない仲間同士のキャッキャ感、曲を作れる人と歌える人のタッグ、ヘイリーが可愛い。
6. タンジェリン(レビュー)
最高のドラッグ&LGBTムービー。皆必死に生きていて最高。全編iPhone撮影というDIY精神も好き。
5. 恋人たち
生々し過ぎて最初の方はきつかったくらい。人を救うのは人なんだなあ。
4. セッション
超人×超人。ラストは観客を揺さぶる揺さぶる。ここまで極めるのはスゴイ・・・。
3. リプライズ(レビュー)
基本シリアスな話なのに何故か爽やか。人間味溢れる登場人物たちが最高でした。また観たいなあ。
2. はじまりのうた(レビュー)
音楽の良さが詰まっています。
1. きっと、星のせいじゃない。(レビュー)
生きる希望のような映画。ちゃんと死とも向き合ってる。誰かを本気で好きになったらまた観たい。
今年は「コレ!」っていう映画は無かったかなあ、という感じです。他に(日本公開されたもの以外で)観たものだと「Little Birds(リトル・バード 164マイルの恋)←『未体験ゾーンの映画たち2016』にて日本公開決定!!」と「White Bird in a Blizzard」はかなり好きです。
来年は「イット・フォローズ」、「Me and Earl and the Dying Girl」、「Paper Towns」、「While We're Young」、「The DUFF」、「Louder Than Bombs」、「The Spectacular Now」、「Mississippi Grind」、「ウィー・アー・ザ・ベスト!」あたりが観たい!
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