2015年6月6日土曜日

BIGBANG - 뱅뱅뱅 (BANG BANG BANG)

久々の更新です。この前アメリカのiTunesのシングルチャートを見ていたら韓国の人気グループBIGBANGの新曲がトップ100位以内にランクインしていたのでちょっと気になりまして。

コチラの曲です。






・・・これはカッコいい!!!

最近のアメリカの流行りのサウンドをベースにしながらも独自の持ち味を生かしていて。

ドラムスの使い方とかドロップのさせ方はちょっとDiploぽい。K-Pop独特の歌声・ラップやピッチの歪んだシンセはアメリカのアーテイストにはない感じ。そのバランスがいい!



何年か前から韓国のアーティストでアメリカ進出を狙う人達が増えましたよね。
それが成功しているか、というと今のところ微妙なんでしょうけど。

例えば、少女時代は一時期、アメリカの人気トークショーに出演したりしてプロモーションに力入れてましたね。



ただこれで大ブレイクという訳にはいきませんでした。確かにこのパフォーマンスは結構ヒドイかな。。
曲もつまらないし、僕みたいに詳しくない人がコレだけ観てもメンバーの区別がつかないんじゃないかなと思います。(ファンの方すいません。。)

あとはPSYはカンナム・スタイルで特大ヒットを出しましたけど、アレはまあ例外でしょう。


そんな中でBIGBANGは世界的なブレイクに一番近い存在なんじゃないかなと思います。そう思ったのは実はこの曲を知ってからではなくて、去年の年末にドロップされたこのMVを観た時です。



Skrillexが仲良しのDiploに加えてBIGBANGのG-Dragonと、同じく韓国の人気グループ2NE1のCLをフィーチャーして作った曲です。

Skrillexは「Scary Monsters And Nice Sprites」とか作ってた頃に比べると最近は落ち目かなっていう感じなんですけど、コレ観たら、やっぱり目の付け所がイイなーって思いました。

2人のファッション、歌い方、身振り、MVの演出・・・全部カッコいい。事務所のイメージ戦略もあるのかもしれないですけど、アメリカから見た場合のアジア人のカッコ良さを最大限に引き出したMVなんじゃないかな。


さっきBIGBANGが世界的なブレイクに一番近い存在なんじゃないか、って書きましたけど、その中でもリードボーカルのG-Dragonはソロでも活躍してるし、可能性あると思います。

もう一人、この曲でボーカルをしているCL(2NE1)もYGエンターテイメントというBIGBANGと同じ
事務所なんですね。この人もG-Dragonと同じくらい気になっています。

彼女は最近新たにソロで専属契約を結んだらしく、Diploと再び組んでこの曲をリリースしました。






・・・これまたカッコいい!!!

大ヒットはしないでしょうが、着実にキャリアを積んでいる感じはします。


MVに莫大なお金をかけて、ファッションなどの面でイメージ戦略を進めて、世界で売れるような曲をつくって・・・ってそんなことしなくても国内で人気あればいいじゃんって考える人もいると思います。

そういえば、結構前にそのまんま東がTVで、「音楽とか映画みたいな娯楽に国がお金出してサポートする必要はあるのかなあ?」みたいなこと言ってたんですけど、それは余りにも短絡的。

世界で売れるってもっと大きな意味があると思うんですよ。

音楽市場の大きさのこともありますけど、まずアジア人で世界的なアーティストっていないじゃないですか。そこで自国のスターを生み出せれば音楽だけじゃなくて、もっと広義的に国力を上げられるでしょ。実際自分の中でBIGBANGと2NE1を知って韓国のイメージが上がりました。

だから日本にもそういうアーティストが出てきてもいいと思うんだけどなあ。。