2015年10月13日火曜日

ジュラシック・ワールド Jurassic World

「ジュラシック・パーク」シリーズ4作目。



Jurassic World(2015)
監督:コリン・トレボロウ
出演:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ビンセント・ドノフリオ

 
あらすじ
 
 
世界的な恐竜のテーマパーク、ジュラシック・ワールド。恐竜の飼育員オーウェン(クリス・プラット)が警告したにもかかわらず、パークの責任者であるクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は遺伝子操作によって新種の恐竜インドミナス・レックスを誕生させる。知能も高い上に共食いもする凶暴なインドミナス。そんな凶暴なインドミナスが脱走してしまい……。 (シネマトゥデイより)


感想
 
『ジュラシック・パーク』といえばスティーブン・スピルバーグの言わずと知れた大ヒット作ですが、実は前3作とも観たことが無くて。個人的にこういうタイプの映画は家で観ても楽しめないので、そのままいきなり『~・ワールド』を観に行ってきました。

今回、去年の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ぶり2回目の4Dで観ました。やっぱり4Dで観るとアトラクション感が増すというか。攻撃されたりするシーンで足元がわさわさするんですけど、それが結構コワくて楽しめました。今から観に行くなら4Dオススメです。

内容に関して言うと、前作までを観てなくても特に問題ないと思います。ある一家の長男と次男が脱走したインドミナスと出会ってしまい逃げまくる、という展開に、この二人のおばであるクレアと、彼女と微妙な関係が続くオーウェンが絡んでくる感じです。

前半から中盤までは、「ジュラシック・ワールド」のテーマパーク感を楽しめたし(水中にいる恐竜モササウルスのショーとか、カプセルに入って恐竜を見て回るツアーとか)、実際現実に「ジュラシック・ワールド」があるとしたらこんな感じなんだろうなあ、と思いました。そこから満を持して登場したインドミナスから逃げ回るところも4D効果もあってかなり迫力がありましたね。あ、そのキャラ普通に死んじゃうのか、とか結構容赦ない所も良かったです。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            

ただ、終盤の展開はちょっと。。なんかウルトラマンみたい、というか。それはまあいいんですけど、主にラプトルのコミュニケーション能力が前半に比べて上がり過ぎていて違和感から生まれるキモさを感じました。オーウェンの気持ちを汲み取ってインドミナスに伝えるところとか。

あとキャラクターが好きじゃなかったかな。オーウェンとか、あの田舎の頼れる、ちょっとだらしない所もあるようなキャラはいかにも過ぎて、アメリカ人好きそうだなー。。と思って観てました。一家の長男のキャラは彼女いるのに他の子にちょっかい出す・・・と思いきや恥ずかしいのか踏みとどまる、弟を面倒に思っている・・・と思いきや急に優しくなる、、と思春期の不安定な感じが出てて良かったんですけど、後半はいつの間にかストレートに弟思いのお兄ちゃんになっているし。管理室のオタクキャラの男がクライマックス前に同僚の女の人に振られるギャグっぽいシーンがあるんですけど、それもテンプレ過ぎないかな。

ただ、色んな人種のキャストがいるのは良かったです。あのアジア人の科学者とか実在感ありましたし。





追伸:オーウェンとクレアのカップルは多分上手く行かないと思いました。